ミュンヘン生活・趣味日記

気ままに仕事、ドイツ、趣味について。ドイツ、ミュンヘン在住。

バイオリンレッスン記録8

年末年始、1週間ぶりのレッスン

今年の年末年始は一時帰国もなく、クリスマスや忘年会もなく、自宅に篭りっきりだったので、比較的練習できた。

1時間以上弾くと、やっぱり疲れる、体力つけなきゃ。

 

音階

G線ラから始まる長調をビブラートで全弓でやる。

ビブラートはかかってて、いい感じになってきていますが、波の幅を合わせるよう要練習。特に1と4の指。

同音からの短調をやらず、半音上げて、同じ指使いで長調を弾く。

楽譜はないので、今までの音の幅と長調の響きを思い出してゆっくり弾く。

半音ずつ上げていって、第三ポジションくらいまで長調でできるように練習。

指の幅がポジション毎に少しずつ違うのがむずい。

アルペジオもやって音程、早いテンポもOK、次は開放弦を使わない指使いでやって、他のポジションでもできるように。

 

重音練習 Melodious Double-Stops Book one No. 9

先週見てもらえなかったのを見てもらう。

フラジオレットの指の位置は普通の音を出すのと少しずれるので、慣れるのに練習が必要。

重音は、もっと主音を意識して音程を取るように。

6度の重音の連続はよく音程が取れてて、褒められる。

G線のシとD線のソや、少し特殊の指で押さえるところと、その後の音等音程がずれやすいので、注意して何度も繰り返し練習すること。

でも合格もらえた!

次はNo.10

 

Etude Neue Violin Etüden Heft 4

72番

第五ポジションのみの練習。第五ポジションの音程はいいらしい。臨時記号が多い所等の音程が時々不安定で不満だけど、一朝一夕でよくなるものではないと言うことですね。。

G線のハイポジションもしっかり音が出ているらしい。よかった。

8分の6拍子のアウフタクト始まりは、最初から5拍数えた方がリズムがとりやすい。

合格。

 

79番

第一ポジションから第五ポジションまでを含む移動の練習。

第五ポジションに行く時等は、手の形をしっかり作ってから移動。

第三ポジションから第五ポジションはまだマシだけど、第一ポジションからいきなり第五ポジションに上がる時、さらに要注意。丁寧に手の形を作ってから、ゆっくりのテンポで練習。

もっと左手の力を抜いて、スムーズにポジション移動したいな。

合格。

 

次は、74番(第五ポジションのみ)と80番(第一〜第五ポジションまで)の二つ。

初めはスラーをつけずにゆっくり練習。74番は弓の使い方の指示付き。

 

Bach Concerto BWV 1041 第一楽章

最初の二段が相変わらず難しい。。もっと右手のコントロールを細かく。

まだ弓を多く使いすぎ、もっと少なくこぎれよく。

少し羽根みたいに弓を使うイメージ(?)して、音の始まりと終わりをソフトに。

8分音符は全て同じような弾き方をするべし、じゃないと目立つ。

装飾音のように弾く音が、ほとんど聞こえない。しっかり聞かせるように、でも目立たせる音はその後。

平らなのっぺりした音をなくす、タイでつながった音を特に注意。

音程はよし。第二ポジションが出てくる時少し不安定かも。

音階のように音が繋がってるところは、スラーで繋がってるように弾いてよし。

次回は後半も音程に気をつけて練習。

少し進んだかな。16分音符の連続であまり難しくないかと思いきや、注意するところいっぱい。。

対面レッスンになったらバロックバイオリンと弓を見せてもらってレッスンしてもらえるらしい。いつになるかなぁ。

 

次回は2週間後。ちょっと仕事の試験も近くなってきたので、そっちの勉強もがんばらねば。

バイオリンレッスン記録7

2週間ぶりレッスン。年末年始ですが、ロックダウンでやることもないですし、先生も帰国、休暇の予定ないと言うことで、いつも通りオンラインでのレッスン。

ロックダウン中でもやることがあって助かります。

 

音階

G線のソから始まる音階、それとソから始まる6種類の分散和音。

ビブラートをかける時に、音は綺麗に波打ってるように聞こえるけど、見た目があまり綺麗にリズム良くかかっていないので、うまくできる指で練習しましょう。

音階は音程もOKで。この音階ではE線のC♯を小指を伸ばして取るか、第二ポジションに上げて取るかの二つがあって、ゆっくりの場合は小指伸ばしてでいいけど、早いテンポでは、第二ポジションに上がった指使いが書いてある。

とりあえず遅いテンポのは合格。次はテンポを早くして第二ポジションと開放弦もつかった指使いの練習。

分散和音は暗譜も含めてOK。こっちも少しテンポを上げる練習をする。

先生に録音した時に第一ポジションはいいけど、ハイポジションになると音程がずれることを相談。

近道はないですねー。練習あるのみとのこ。確かに、音程がずれてることがわかってるなら、音程を取り直して(指をずらして音を合わせちゃダメ)音程が合うまで地道に練習するしかないですね。

 

Bachコンチェルト a moll第一楽章

オンラインレッスンの回線がいまいち不安定だったため、安定しているうちに曲をみてもらうことに。

バロック時代の弓を見せてもらい、先弓はその時代ほとんど使っていないことを習う。

Youtubeとかで先の方をより使っているのは、現代的らしい。

あと、もっと全体的にふんわりとした音の入りと抜きを意識。

ビブラートは意識しすぎず、音の始めに少しかければ十分。

初めの4音も切りすぎず、アクセントになりすぎず。

全体的に16分音符を弾く時に弓を使いすぎ。もっと減らす。

タイで音が伸びてる時は、やはり重みをつける。音のなか軽くクレッシェンドをかけるイメージ?

8分音符での区切りのところはもっと響きを持たせつつ滑らかに。

ソロのところで響きを持たせるところは、歌ってみて、どこにより重みを置くか考える。

B以降のところは、あまり弓を切りすぎないけれども、鋭く弾く(むずい。。。)

第二ポジションや小指を伸ばす指順が書いてあるところはもっと音程に注意して弾く。

全体的に抽象的なアドバイスが多く、それ通りに弾くのが難しい。楽譜に書いてある通りに弾くだけじゃダメと言うことを痛感。。むずい。

バロックの時代は楽譜もそこまできっちり書いてたわけじゃないみたいだし、作曲者の意図を汲み取らなければ。

後半の譜読み、練習を進めるよりは、前半で曲の弾き方、インテンポで弾けるように練習を丁寧にしてから、後半は同じように弾くよう練習した方がいい。

と言うことで、前半を頑張りましょう。

 

時間がなくなってしまいましたが、急いでそのあとエチュードだけみてもらいました。

 

Neue Violin Etüden Heft 4 68番

クロイツェルの8番の転載。

スタッカートの記載があるけど、あまり繋げすぎないくらいの意識でいい。長くて疲れちゃうし。

音程は特に問題なく、指番号を書かずにできているのであれば素晴らしい(やったね)。

やっぱり第一から第四ポジションに一気に上がった時の音程は難しいけど、地道に練習するしかないですね。1の指、親指の位置を意識すると音程とりやすいかも。

と言うことで一発合格!やったね!

 

次は第五ポジションのみのエチュード (72番)と第一から第五ポジションまで混ざったエチュード(79番)。

この前録音してわかったけど、やっぱりハイポジションになると、少し音程が不安。

一発でパシッと取れない。。。ずらせば取れるだけマシかもしれないけど、それだと聞いてて結構微妙。。丁寧に音程を取り直す練習しなきゃダメですね。

 

ここまでで時間切れ、重音を見てもらうのは次回に。

あと、次やる曲については、先生的には、ショスタコービチを自分が弾いたこともないこと、バッハばかり続けてやるのも大変と言うことで、

ショスタコービチの2つのバイオリンとピアノのための5つの小品をやることに。

先生のお母様がピアノの録音、先生がセカンドバイオリンを担当してやってもらえるらしい。なんと贅沢な。

来年の話ですが今から楽しみ。

 

次回は2週間後と言うことでお願いしましたが、ロックダウン中で暇だし、練習もそこそこ捗りそうだし、1週間後に変更してお願いしてみようかなぁ。

 

 

 

クリスマス

クリスマスのシーズンですね、今年はコロナのせいで全く実感が湧きませんが。

ちなみに私はキリスト教徒なので子供の頃からクリスマスは一大イベントでした。

 

ドイツは、クリスマス前の週末をFourth advent、

そこから3週間前の日曜日をFirst adventといい、そこから本格的なクリスマスシーズンです。

ちなみに今年はFirst adventが11月29日、Fourth adventが12月20日でした。

本来ならば、First adventのある週の木曜日、今年だったら11月26日からクリスマスマーケットが始まります。ちなみに12月23日にマーケット自体は閉まります。

クリスマスマーケットは、クリスマスオーナメントや、ホットワイン、どこもかしこもクリスマスの飾りですごく綺麗です。

クリスマスマーケットに友達と繰り出して、ホットワインの出店で飲むのがこの時期の楽しみです。もちろん今年はほぼ全て中止です。悲しい。

ちなみに少し面白い、おすすめの飲み物は、Feuerzangenbowle

下の写真はWikipediaからの参照ですが、本物も燃えてます。

Feuerzangenbowle – Wikipedia

ホットワインの上に、角砂糖、その上にラム酒をかけて火をつけます。

有る程度立ったらワインの中に落として飲みます。

結構アルコール度数高めですが、あったまるし、見てて楽しいし、おすすめ。

ちなみにアルコールが苦手な人には、ノンアルコールのKinderpunschもあります。これも美味しい。

 

他にもクリスマスの文化、風習はたくさんありますが、それはまた今度。

 

今年は自宅で自家製ホットワイン、と思いきや、作るとかなりの量だし、友人もあまり家に呼べないので、大人しく一人でビール飲んでます。

 

ちなみに今日はクリスマスイブですが、家でキムチ鍋を作って、ビール飲みながら一人晩酌です。

そレでは皆さん、良いクリスマスを。

メリークリスマス!

バイオリン 系YouTubeチャンネル

最近よく見るバイオリン系のYoutubeチャンネル

 

TwoSetViolin

www.youtube.com

Hilary Hahnが出てた上の回が楽しくてそれから結構みてる。

二人の英語も聞き取りやすいし、題材も面白いしで暇なとき結構みる。

 

塾長フミ子

www.youtube.com

 あんまりバイオリンの先生っぽくない感じが好き。

話の内容もわかりやすく面白い。あんまりクラシックによってないのもいいかも。

ちなみにこの人がやってるウェブラジオも作業用に結構良い。

 

nozomi_violin

www.youtube.com

 こっちはザ・バイオリンの先生って感じのチャンネル。

以前よく上げていたレッスン動画をよくみてました。最近は私生活が忙しいようでアップ少なめ。

 

Ayasa channel

www.youtube.com

 オタクバイオリニストAyasaさん、アニソンとかのカバーで有名。

実は昔ももクロのライブで生で見たことがあるらしい。そのときは知らなかったけど。

 

バイオリンはじめチャンネル

www.youtube.com

 

バイオリンの先生二人がメインでやってるチャンネル。鈴木メソッドの曲のワンポイントアドバイスが全部あるのが非常に助かってます。

この前オンライン配信ありのライブもやったらしいけど、見れず。。残念。

マコなり社長リスペクトが結構見えるのもまた面白い。

 

dear violin students

www.youtube.com

 

バイオリンの先生のYouTubeチャンネル。

篠崎バイオリン教本の練習用動画多め。

このかたのブログもアドバイスが多くて非常に有用。

 

高松あい_violin

www.youtube.com

若いバイオリニストのチャンネル。

 

Virtual Sheet Music

www.youtube.com

 

バイオリンだけじゃないけど、プロの演奏に合わせて楽譜が表示される動画をアップしてるチャンネル。

結構見てて面白い。

 

他にも見つけたら今度追加しよう。

 

弾きたい曲

最近更新頻度が多いのは、ロックダウンで家で暇を持て余しているため。

 

曲が仕上がっていないのに次の曲のことを考えてしまうのは、移り気であまりよくないですよね。

とは言っても、やはりYoutubeとかで色々みてると想像が広がってしまう。。。

 

今は Ecclesのバイオリンソナタ(録画用仕上げ)と、Bachのバイオリンコンチェルトa minor第一楽章を練習中です。

以前先生と話して、Youtubeで見つけたShostakovichの二つのバイオリンとピアノのための5つの小品をやりたいです。と話して楽譜ももらっている。

ただ、これは自分の技術の練習になるのかどうかはよくわからない。。

しかも自分一人しかいないのに、二つのバイオリンとピアノのための曲やってもねぇ。。結構すごい自己満な気がする。

そもそも今やってるBachのコンチェルトをそのまま第二楽章と第三楽章を続けてやった方が勉強になるのではないか・・?

前に習っていたときは、バッハやモーツァルトばかりだったので、ロマン派をやってみたいです、と先生に言ってみたものの、そもそもロマン派の曲をやるだけの技術がまだないのではないか?とか色々考えてしまう。

せっかくまた大人になってやり直したのだから、しっかりと順を追ってやるべき曲をやりたいですって先生に聞いてみようかな。

そうすると例えば鈴木の教本でいうと、エックレスの次だと、グレトリーのタンブランとか、バッハの無伴奏バイオリンソナタのラルゴとかになるのか・・?難しそう。。

 

あぁ、次の曲を考える前に、今の曲を仕上げなければ。。でも夜7時以降弾けないジレンマ。

消音器をつけて練習するのはあまりよくないって先生に言われたけど、弾かないよりかはいいのかなぁ。来週先生に聞いてみよう。

音に重みをつける

バッハのA dur、BWV 1041を絶賛練習中です。

前回のレッスンで言われたんですが、音に重みをつけるってどうやるんですかね。

アクセントにするわけでも、音をフォルテで弾くわけでもなく、重みをつける。。

確かにYouTubeとかで聴くと、確かに軽い音と重い音の差があるような気がしたり・・?

ちなみにYouTubeで一番お気に入りの演奏はこれ


JS.BACH - VIOLIN Concerto in A minor, BWV 1041 (GRUMIAUX)

 

 

 

弓を多く使って早く弾いちゃうと、音が軽くなると言われたので、少なめに、一音一音ハッキリと弾くようにしてみたら、なんとなく音が重くなった気がする・・・?

追記:下みたいな三音を重みを持って弾く時、一音一音気をつけて、さらに真ん中の音に特に気をつけると、少し重みが出る気がする・・・?


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そんなすぐに分かるようにはならないと思うけど、次回レッスンの時に、前よりはできるようになりましたね。って言われるくらいにはなりたいなぁ。

 

今週はクリスマスがあるはずですが、特に予定もなく、来週のレッスンまでゆっくり練習できそうです。

 

Netflixドラマとか。

今回はバイオリン関係ないけど、一応ブログのタイトルはミュンヘン生活•趣味日記なので、他のことも。

 

ドイツはロックダウン真っ只中なので、夜9時なら朝5時までの間は原則外出禁止です。

誰かと一緒に住んでいれば、まぁ気も紛れると思うのですが、一人だと本当に暇です。

なので、Netflixや映画を見る機会が増えました。

そういえば昔映画に関するブログを少しやってたなぁと思って懐かしがったり。結構映画好きです。ドラマも好きだけど、毎週同じ時間に見るのが面倒で、避けてたんですが、Netflixならそれも関係なく、気楽に見れていいですね。

 

今見てるのは、イギリス、エリザベス女王に関する“the crown ”。

エリザベス女王が即位した1952年くらいからの話で、自分が生まれる大分前なので、歴史物のような感じで見れて楽しいです。

それにしてもエリザベス女王、大変な人生を送ってますね。。。

これは一話一時間で比較的長めで、しかも話の内容が濃くて重いので、1日に何話も見る気になりません。

 

なので、他は、コメディータッチの“エミリー、パリに行く”も見てます。結構面白くて、もう2周目。

こっちは一話30分弱なので、軽く見れるのがいいですね。

その中で、エミリーがフランス語も喋れないのにパリで働いてて、上司に嫌われてて、その理由について少し共感しました。

“You come to Paris, you walk into my office, you don't even bother to learn French, you treat the city like it's your amusement park and after enjoy food sex and wine, and maybe some culture you'll go back from where you came”

パリにいきなり来て、フランス語で仕事もできなくて、同僚が英語で話さなければいけない。さらに、上司から見れば、エミリーは観光の延長くらいの気持ちでパリに来てて、そのうち帰るつもりなのに、なんで仲良くしなきゃいけないのって感じでしょうか。確かになー。って感じですね。

これだけ聞くとエミリー嫌な人に聞こえますが、すごい好感性の役柄なんですけどね。上司の言い分もよくわかります。

 

自分もドイツでドイツの会社で働いているので、もうちょっとこの辺気にするのと、ドイツ語の勉強がんばろう。。

 

バイオリンとか、音楽関係のドラマは無いのかな?

日本だとのだめとか、アニメだと4月は君の嘘とか色々あるのに、あまり海外ので音楽をテーマにしたドラマって見ない気がする。

 

ロックダウンは少なくとも1月8日まで続くので、それまで引きこもりの生活が続きそうです。