ミュンヘン生活・趣味日記

気ままに仕事、ドイツ、趣味について。ドイツ、ミュンヘン在住。

バイオリンレッスン記録7

2週間ぶりレッスン。年末年始ですが、ロックダウンでやることもないですし、先生も帰国、休暇の予定ないと言うことで、いつも通りオンラインでのレッスン。

ロックダウン中でもやることがあって助かります。

 

音階

G線のソから始まる音階、それとソから始まる6種類の分散和音。

ビブラートをかける時に、音は綺麗に波打ってるように聞こえるけど、見た目があまり綺麗にリズム良くかかっていないので、うまくできる指で練習しましょう。

音階は音程もOKで。この音階ではE線のC♯を小指を伸ばして取るか、第二ポジションに上げて取るかの二つがあって、ゆっくりの場合は小指伸ばしてでいいけど、早いテンポでは、第二ポジションに上がった指使いが書いてある。

とりあえず遅いテンポのは合格。次はテンポを早くして第二ポジションと開放弦もつかった指使いの練習。

分散和音は暗譜も含めてOK。こっちも少しテンポを上げる練習をする。

先生に録音した時に第一ポジションはいいけど、ハイポジションになると音程がずれることを相談。

近道はないですねー。練習あるのみとのこ。確かに、音程がずれてることがわかってるなら、音程を取り直して(指をずらして音を合わせちゃダメ)音程が合うまで地道に練習するしかないですね。

 

Bachコンチェルト a moll第一楽章

オンラインレッスンの回線がいまいち不安定だったため、安定しているうちに曲をみてもらうことに。

バロック時代の弓を見せてもらい、先弓はその時代ほとんど使っていないことを習う。

Youtubeとかで先の方をより使っているのは、現代的らしい。

あと、もっと全体的にふんわりとした音の入りと抜きを意識。

ビブラートは意識しすぎず、音の始めに少しかければ十分。

初めの4音も切りすぎず、アクセントになりすぎず。

全体的に16分音符を弾く時に弓を使いすぎ。もっと減らす。

タイで音が伸びてる時は、やはり重みをつける。音のなか軽くクレッシェンドをかけるイメージ?

8分音符での区切りのところはもっと響きを持たせつつ滑らかに。

ソロのところで響きを持たせるところは、歌ってみて、どこにより重みを置くか考える。

B以降のところは、あまり弓を切りすぎないけれども、鋭く弾く(むずい。。。)

第二ポジションや小指を伸ばす指順が書いてあるところはもっと音程に注意して弾く。

全体的に抽象的なアドバイスが多く、それ通りに弾くのが難しい。楽譜に書いてある通りに弾くだけじゃダメと言うことを痛感。。むずい。

バロックの時代は楽譜もそこまできっちり書いてたわけじゃないみたいだし、作曲者の意図を汲み取らなければ。

後半の譜読み、練習を進めるよりは、前半で曲の弾き方、インテンポで弾けるように練習を丁寧にしてから、後半は同じように弾くよう練習した方がいい。

と言うことで、前半を頑張りましょう。

 

時間がなくなってしまいましたが、急いでそのあとエチュードだけみてもらいました。

 

Neue Violin Etüden Heft 4 68番

クロイツェルの8番の転載。

スタッカートの記載があるけど、あまり繋げすぎないくらいの意識でいい。長くて疲れちゃうし。

音程は特に問題なく、指番号を書かずにできているのであれば素晴らしい(やったね)。

やっぱり第一から第四ポジションに一気に上がった時の音程は難しいけど、地道に練習するしかないですね。1の指、親指の位置を意識すると音程とりやすいかも。

と言うことで一発合格!やったね!

 

次は第五ポジションのみのエチュード (72番)と第一から第五ポジションまで混ざったエチュード(79番)。

この前録音してわかったけど、やっぱりハイポジションになると、少し音程が不安。

一発でパシッと取れない。。。ずらせば取れるだけマシかもしれないけど、それだと聞いてて結構微妙。。丁寧に音程を取り直す練習しなきゃダメですね。

 

ここまでで時間切れ、重音を見てもらうのは次回に。

あと、次やる曲については、先生的には、ショスタコービチを自分が弾いたこともないこと、バッハばかり続けてやるのも大変と言うことで、

ショスタコービチの2つのバイオリンとピアノのための5つの小品をやることに。

先生のお母様がピアノの録音、先生がセカンドバイオリンを担当してやってもらえるらしい。なんと贅沢な。

来年の話ですが今から楽しみ。

 

次回は2週間後と言うことでお願いしましたが、ロックダウン中で暇だし、練習もそこそこ捗りそうだし、1週間後に変更してお願いしてみようかなぁ。