ミュンヘン生活・趣味日記

気ままに仕事、ドイツ、趣味について。ドイツ、ミュンヘン在住。

バイオリンレッスン記録3

先週に続いてのレッスン、1週間だと練習時間を取るのが大変。

 

まず初めに楽器屋さんで話した顎当て、肩当てについて先生と相談。

先生が持ってる顎当てを試させてくれた。先生なんと10個くらい持ってた・・・やっぱり最適な肩当て、顎当てを見つけるのは大変なんだなぁ。 

とりあえず、センターに寄ってる形の顎当てを試しにつけて、音階を弾いてみる。でも少ししっくりこない。弓の位置も、肘の位置も変わるので少しなれるの大変そう。

そして、今までつけてたやつの方が少し弾きやすい&姿勢的にもいいんじゃないかと先生と話して、とりあえず顎当ては今までのままで、という方向に落ち着く。ひとまず顎当てについては気にするのをやめよう。

次は肩当てについて相談。今は、KUNのプラスチックのやつを使ってるんですが、これが良く外れる、、、弾いている時に外れたこと(今のところ)ないのですが、レッスン中の弾いてない時によく落ちる。多分ビブラートで楽器が揺れちゃったり、弾いている間に少しずつ緩んで、構えを解いた時に落ちちゃうだろうなぁ。

さらに、プラスチック製なので、しなって、力が入った時にバイオリン本体の裏板にあたりそうで怖い。というか思い切りやったら当たる。

これはやだなぁ&弾いてる時に外れて楽器に傷がついたら怖いので他の肩当てを探し中。

自分は首が短いので、なるたけ高さがなくて、しっかりと保持できて、しならないやつがいいなぁというのを念頭に探し中。

バイオリン屋さんで、Bonmusicaと、Wolf(多分)、あと先生が持っていた、Mach Oneを試したけれど、どれも形がしっくりこず、いまいち。

先生曰く、バイオリン職人さんが最初につけてた、Pirastroはとても弾きやすかったらしい(自分はあまり覚えてない)ので、試したいけど、なんとなんとの270€。日本円で35000円くらい。。

もし試して気に入ったとしても肩当てにそんなにお金かけるのものなぁ。。。どうしよう。。なんでバイオリンの道具って全部高いの?お金持ちが多いから?貧乏人には辛い。。。

形はKUNので問題ないので、KUNの木製のやつ試してみようかな。重いらしいけど。

どれも一長一短。むずかしい。とりあえず職人さんに今度おすすめを聞いて見ましょうとのこと。

さらにさらにレッスン前にE線についても先生と相談。

やっぱりEvah Pirazziはいいけど、少し華やかすぎてA線、D線とのバランスが難しい。

さらに、Infeld Goldの音が気に入っているなら、それでひっくり返らないように練習した方が、練習にもなるということで、とりあえずInfeld Goldに戻すことに。

たしかに、難しい弦で練習した方がいいですね、どうしてもひっくり返りが怖いのであれば、本番前とかにだけ違うE線に変えれば良いので。確かに納得。

それにしてもバイオリン本体、弓、駒、弦、肩当てに顎当て、さらに松ヤニとかまで気にしたら、もう組み合わせは無限大。。これは自分にあったのを見つけるのはかなり長い旅になりそう。

 

となんだかんだでまたしてもレッスン前にかなり時間がかかってしまい(先生ごめんなさい)レッスン開始。

 

音階 G moll ト短調

音はよく取れてるし、移動も気をつけているのが良い。

下りの手首の形を気をつけているのがよくわかるけど、その分上がりの時が少しおろそか。

さらにハイポジションから下りてくる時に、(時々)手首が戻ってない。要注意。このまま気をつけていきましょう。でも音程取れてるし合格。やった

次は、es dur 変ホ長調。ついでに英語だと、E♭ Major。ところで最近気づいたんですが、長調は英語で書く時大文字、短調は英語で書く時小文字にするのが普通なのかな?E♭ Major, c minorみたいな感じで。

 

重音練習 22番 Sevicikより

三重音のひたすら連続。もっとアップの重音はすくい上げるようにして、下の音を残す。さらにダウンからアップで弓が離れちゃうのはよくない。なるべくくっつけたまま練習する。もう一週。

ついでに次のページも譜読み。Brahmsの円舞曲。鈴木メソッドの2巻に入ってるらしい(重音じゃないVer.)けど、自分やった・・?ひたすら篠崎だったので、鈴木はやってないので多分やったことない。

これも重音が連続してて難しそう。円舞曲だし、踊れる感じに弾けるようにならないと合格もらえなさそう。

 

エチュード Neue Violin Etüden Heft 3, 54-55

54番は合格。クレッシェンド、デクレッシェンドをもっとわかりやすくかけるように。楽譜を見ていない人が聞いてわかるようじゃないとダメ。(たしかに)。

55番は、印刷ミスで弓順がわかりづらいところがあって、その部分だけもう一週。音程も取りづらいし、スタッカートのスラーで弓使いも難しいし、ちょうどいいや。

次は、55番の残りと、56番の譜読み。これは1-2-3ポジションの移動練習エチュード。

 

タイスの瞑想曲は時間がないため次週に持ち越し、同じ感じで練習。まぁ顎当て肩当てE線と色々お話しして時間とってもらったので、全く文句なし。タイスの瞑想曲弾いて練習してて楽しいし。

 

曲は、譜読みしたSicilienne und Rigaudonを見てもらった。

ところでSicilienne und Rigaudonだと、ドイツ語読みだよなぁ。Kreislerはオーストリア人だから、この書き方でいいのかな?

まずはSicilienne。弓順と指の確認メイン。ところどころ弓をAufhängt(スペルあってるかな?)の弓順、つまりスラー無しで、同じ弓を連続させて弾くこと。ドイツのオケとかの弓順でよく出てくるらしい。それ以外は特にコメントなしかな?あまり時間無かったし。

次は、Rigaudon。今回はスラーなし、ゆっくりで通し。移弦をゆっくりの時から、迷いなく弾けるように、さらに音を一音もミスらないように。それが一定のテンポ、初めはとてもゆっくり、メトロノームに合わせてできるようになって初めてテンポを一段階あげましょうとのこと。

そういえば前にVivaldiの協奏曲 a minorを練習してる時も、「ゆっくりの練習をする時にはひたすらゆっくり。テンポを一度でも早めて弾いたら練習が台無しです。」って言われたな。気をつけよう。

あとは半音階の時の音程を正確に取れるように。要練習。

この曲を発表会でやるのは良いけど、あと4ヶ月あるので少し長いなぁと話したところ、「この曲はとりあえず発表会用に仕上げて、他の協奏曲とかを練習すればいいんですよ。」とあっさり。確かに。協奏曲は発表会で弾くには少し長いし、聞いてて飽きちゃう。その点Sicilienne und Rigaudonは発表会映えするからいいね。子供も聞いてて飽きなさそうだし。

 

ということで、レッスン終了。今回も長々と先生すみません。。

あとは、弓の話を少ししました。今の弓は日本から持ってきた昔使ってた弓を、毛替え&修理して使ってるですが、これは結構ギリギリまできつくしても、しなりすぎてて、重さをかけると木の部分に当たっちゃう。。。

どうやら少し弓の毛が長すぎるようなので、できたらメンテしてもらった方が良いらしい。毛替えは(まだ)したくないので、メンテだけでなんとかできたら良いな。

 

ということで今週も練習頑張ろうと思った矢先、今日は帰宅が遅くて15分くらいしか弾けんかった。