ドイツアパートでのバイオリン練習事情
私の住んでるドイツは、日本とどこか気風が似ている所があり、規則を大事にする人が多いです。(それでも日本の方が厳しい印象ですが)
ドイツのアパートの契約書には、Ruhezeitの記載が大抵あります。
Ruhezeitは、日本語に訳すと「休息時間」という感じでしょうか。
このRuhezeitに定められた時間は「静かに」しなければいけないという時間です。
具体的には私のアパートでは、
テレビ、ラジオ、その他音のする行為(洗濯機、掃除機も含むはず)は昼13時〜15時と夜22時〜朝6時の間は禁止。
さらに楽器の演奏は昼13時〜15時と夜19時〜朝8時は禁止、さらには1日当たり最大2時間まで、
上記は月曜日〜土曜日の話で、基本的に日曜日は休息日なので、全日禁止!
とかなり細かくアパートとの契約で決められています。
(ついでにパーティはさらに隣人に知らせなければいけない。。。)
もちろん隣人によって寛容な人もいるのですが、基本的に上記の時間中に禁止行為をしたら自分が一方的に悪いのことになります。
どのような罰則があるのか、細かくは知りませんが、最悪のケースはアパート追い出しとかになるのかな?
つまり、練習できるのは平日と土曜日の朝9時〜13時の間と、15時〜19時までです。
さて、自分は社会人で、毎日働いています。
日本の会社のように(今はそんなことないのかな)残業が多い訳ではないですが、
仕事終わって、家に帰ってから19時までしか弾けないとなると中々練習時間は取れません。。。
今は、18時〜18時半くらいに帰宅、その後できたら30分〜1時間ほど練習できればいい方で、メインは土曜日。。
ちょくちょく夜19時を少し超えてしまうので、文句言われたらどうしようとあまり思い切り弾けません。
ミュンヘンは音楽が盛んな街でもあるので、音大生用のアパート等、上記のRuhezeitの規則がゆるいアパートも探せばあると思うのですが、ミュンヘンのアパート事情もまた大変なので引っ越しも難しいです。
日本でもアパートではあまり音が出せなく、特に社会人の人は練習時間の確保が大変だと思いますが、みなさんどうしているんだろう?
日本だとカラオケとかで練習してるのかな?カラオケ便利でいいな。
練習に疲れたら歌ってストレス解消もできそうだし。
弱音器とかサイレントバイオリンもあるけど、
弱音器はあまりバイオリンに良くないって言われたし、サイレントバイオリンは、、、やっぱり自分のバイオリンの音を聴きながら練習したいし。。。
うーむ、一戸建ての家で好きなだけ練習できればいいのに。。